日本レスリング協会は10日、オンラインで理事会を開き、6月で改選を迎える新たな理事候補29人を選出した。評議員会(26日)の承認を経て、正式に決定する。
また、コーチらに国などからの報酬の一部を寄付させる不適切な会計処理があった問題について、日本オリンピック委員会(JOC)はこの日、日本協会に対する処分を「勧告」とすることを決めた。当時の強化本部長で寄付を募ったとして、日本協会の専務理事兼副会長から理事に降格した高田裕司氏(67)については、次期理事候補者選考委員会に対し「自分は就任するつもりはない」との連絡があり、新理事候補には入っていないという。