ソフトバンク・レイ8回1失点 来日初勝利はお預けも「拓也がいいリードをしてくれた」

好投したソフトバンク先発のレイ

信頼を深める99球だった。ソフトバンクに今季から加入したコリン・レイ投手(30)が10日の広島戦(ペイペイ)に今季2度目の先発。8回を4安打無四球1失点の好投だった。試合は打線が相手先発左腕・玉村に6回まで沈黙。難敵降板後の8回に同点に追いつくのがやっとだった。好投むなしく来日初勝利はお預け。それでも工藤監督からは「中継ぎを休ませてくれたし、本当に素晴らしかった」と、賛辞を贈られた。

レイは「拓也(甲斐)としっかりコミュニケーションを取りながら投げることができた。良いリードをしてくれた」と女房役に感謝。前回も6回を74球で3失点にまとめた。また一人、優良助っ人が加わった。

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