Twitterで話題! 「発達障害の早期療育とペアレント・トレーニング」親も保育士も、いつでもはじめられる・すぐに使える!

Twitterで話題の本・「発達障害の早期療育とペアレント・トレーニング」が発売中。“ペアレントトレーニング”と“行動療法”とを組み合わせた、 早期療育。 発達凸凹の子どもの行動を“適正行動”に変える、 日常の中で、 回数や期間にしばられずに、 大人と子どものペースに合わせた取り組みを伝える。

本文より 上野良樹

私が小児科医として公立の急性期病院に勤務していたころ、 「発達障害と言われたのですが…」、 あるいは、 「うちの子は発達障害でしょうか?」と不安な表情で受診されるお母さん方と、 その横で無邪気に遊んでいる子どもの姿を毎日のように外来でみることになりました。 その時、 最初に感じたのは「必要なのは発達障害という診断ではなく、 お母さん方への支援ではないか」ということでした。 手探りの中でたどりついたのが、 ペアレント・トレーニングという方法でした。 しかし、 これまで外来で行ってきた個別のペアレント・トレーニングの限界も感じなければなりませんでした。 それは、 まだ診断をつける必要はないものの、 より早期からかかわらなければいけない子どもたちの存在でした。 その時に、 現在の「金沢こども医療福祉センター」に勤務することになり、 療育の先生方のかかわりを目の当たりにして、 ここに早期療育があると確信しました。 その先生方のノウハウとペアレント・トレーニングをなんとか組み合わせたいと思いできたのがこの本です。 (本文より 上野良樹)

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