【なでしこジャパン】なでしこイレブンに〝最後の審判〟五輪メンバー生き残りにラスマッチ

オンライン取材に応じた土光真代

なでしこジャパンのイレブンが最後の戦いに挑む。6月下旬の東京五輪メンバー発表前、最後の強化試合となるメキシコ戦(13日、栃木)に向けてオンライン取材に応じたDF土光真代(25)とFW遠藤純(21=ともに日テレ)がメンバー入り残りを誓った。

負傷のため離脱し、約1年ぶりの復帰となった土光はサバイバルについて「アピールできる最後の場となるので、その中で楽しむ気持ちを忘れないようにしつつ、アピールする部分も出していきたい」と決意を語った上で「ビルドアップのところ、相手を引きつけてからのロングフィードが持ち味なので継続していきたい」と力を込めた。

遠藤も五輪メンバーの座を狙う。「攻撃的なポジションなので結果を残すことがメンバーに食い込むために大事。あとは仲間に決めさせるクロスだったり、ゴールに直結するプレーをしていく」とし、サイドハーフやサイドバックもこなせることから「プレーの幅も広がった。スピードは自信がある。ここからが勝負だと思うので引き続き頑張りたい」という。

五輪メンバーはわずか18人の狭き門。自身の特長を生かしながらも複数ポジションをこなせることも選考のポイントになる。果たして誰が行き残るのか。

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