セルティック新監督就任のアンジェ・ポステコグルーは、横浜Fマリノスに惜別のメッセージを送った。
ポステコグルーのセルティック監督就任が正式決定!「再び頂点に立たせたい」
55歳ポステコグルーは10日に、セルティックと12ヶ月契約を締結。オーストラリアや日本で監督を務めたポステコグルーにとって初のヨーロッパ挑戦となった。2018年に就任し翌年にはクラブにとって15年ぶりにJ1リーグ優勝を導いたポステコグルーは横浜FMでの最後の会見で別れの言葉を贈っている。
「横浜FMには、自分たちが何を作りたいかというビジョンを持ってここに来た。成功を収めながらも、誰もが楽しく見られるようなサッカー、そしてクラブだと思われるような基盤を築くことができた。素晴らしい3年半だったと思うよ。これまで一緒に歩んできた仲間たちと別れるのは寂しいが、同時に私は常にこのクラブと繋がっている。横浜FMで特別なものを作りあげたんだ。誰もがキャリアの始まりと終わりを経験するが、自分がいなくなった後も記憶に残るようなことがあれば、それは素晴らしいと思う」。
「選手たちにとっては簡単なことではない。だが選手たちは皆、学びたい、向上したいという野心を抱き、リスクを思う覚悟を持っていた。これまで得た経験を活かして、選手やスタッフ、周囲の人たちに最善のアドバイスを送ることが私の役割だと考えている。演技をしたり、他の誰かの真似をしようとは思わない。人々の役に立てる最善の方法を探すんだ」。