国際親善試合メキシコ戦(13日、栃木)に臨むなでしこジャパンの高倉麻子監督(53)が12日、オンラインで会見し、東京五輪メンバー18人をめぐるサバイバルについて言及した。
6月下旬のメンバー発表前、最後の強化試合とあってイレブンは、生き残りをかけた戦いにもなる。指揮官は「連戦になるけど、全員が五輪に対する思いを持ちながら、いろいろとチャレンジしていく中で、私の頭を悩ませるんじゃないかと思う」と、選手たちの猛アピールを期待した。
高倉監督によると、選手個々のパフォーマンスはもちろん、チーム戦術の理解度や周囲との連係、危機察知能力チェック項目は多数あるという。その中でも「チームにパワーをもたらす選手」の台頭を期待しており、普段の立ち振る舞いを含め「総合的な判断になってくると思う」と語った。
また、指揮官のストレス解消法について聞かれると「部屋でこっそりチョコレートを食べるとか…」としながらも「気が付くとサッカーのことしか考えていない。五輪までずっとサッカーに時間を使っていると思う」と話していた。