MF南野拓実(26=サウサンプトン)がカタールW杯アジア2次予選キルギス戦(15日、吹田)を残して日本代表を離脱した理由を、英地元紙「リバプールエコー」が報じた。
12日に離脱を発表した日本サッカー協会は、「クラブ事情のため」と説明するにとどめたが、同紙は「南野の離脱は、(保有元であるイングランド・プレミアリーグの)リバプールの意向で、あらかじめ決められたプレー時間をめぐる取り決めにより、日本代表から離脱した」と伝え、一部で憶測が流れた移籍に関連するものではないとした。南野は日本代表に合流してからミャンマー、U―24代表、タジキスタン、セルビアとの試合に出場していた。
その上で同紙は南野の今後について「サウサンプトンやドイツ1部リーグのクラブなど多くのチームが獲得に興味を持っている」と改めて指摘する一方で「リバプールのユルゲン・クロップ監督は、彼の将来を決定する前に、プレシーズン中に同選手を評価したいと考えているようだ」とリバプール復帰の可能性も示唆した。