関東甲信が梅雨入り 平年より7日遅い

14日(月)午前11時頃の東京赤坂(提供=ウェザーマップ)

 きょう14日(月)午前、気象庁は関東甲信が梅雨入りしたとみられると発表した。今年の梅雨入りは、西日本や東海は平年よりかなり早かったものの、関東甲信はむしろ平年より遅れる形での発表となった。

東京の16日間予報

 関東甲信はあす15日(火)にかけて、上空の寒気や湿った空気の影響で曇りや雨のすっきりしない空模様となり、湿気の多い状態が続く見通し。あさって16日(水)以降は日差しの出る日もあるが、前線や湿った空気の影響で、基本的に曇りや雨の日が多い予想となっている。特に、今週末はぐずついた空模様となる見込み。

■平年差、前年差は以下の通り

 関東甲信(平年より7日遅い、昨年より3日遅い)

 なお、梅雨は季節現象であり、その入り明けは平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間がある。梅雨入り、梅雨明けともに速報値として一旦、発表されるが、春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討を秋に行い、その結果を確定値としている。

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