ゲレーロJr.起死回生の22号同点弾もRソックスがサヨナラ

【ブルージェイズ1-2xレッドソックス】@フェンウェイ・パーク

ブルージェイズは8本塁打を放った前日から一転、4連戦の最終戦はレッドソックス投手陣の前に8回まで3安打無得点に封じられたが、9回表二死からブラディミール・ゲレーロJr.が22号同点ソロ。現在ア・リーグ三冠王の主砲の4試合連発となる一発により土壇場で同点に追い付いた。ところが、9回裏に3番手ラファエル・ドリスがラファエル・デバースにタイムリーを浴び、サヨナラ負けを喫した。

ゲレーロJr.がレッドソックスのクローザー、マット・バーンズの投じたナックルカーブを捉えた打球は、あっという間に左翼後方のグリーン・モンスターを越えていった。メジャー最多の本塁打数を誇るブルージェイズは、この一発で今季チーム合計100本塁打に到達。ゲレーロJr.はレッドソックスとの4連戦の全試合で本塁打を放ち、ア・リーグ本塁打王争い2位のマット・オルソン(アスレチックス)との差を4本に広げた。

しかし、9回裏先頭のアレックス・ベルドゥーゴの打球を三塁キャバン・ビジオが処理しきれず内野安打にしてしまうと、そこから一死1・2塁のピンチとなり、デバースがセンターオーバーのサヨナラタイムリー。ブルージェイズは敵地での4連戦を2勝2敗で終えた。勝利したレッドソックスは先発のネイサン・イバルディが7回途中3安打無失点の快投を見せ、2番手ジョシュ・テイラーも好投。なお、澤村拓一には登板機会がなかった。

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