元内閣官房参与・高橋洋一氏 立民・枝野代表に皮肉「反ワクチン=ゼロリスク」

立憲民主党の枝野代表

元内閣官房参与で嘉悦大学教授の高橋洋一氏(65)が15日、ツイッターで野党の姿勢を皮肉った。

15日に野党4党は内閣不信任案を提出。衆議院本会議では立憲民主党の枝野幸男代表は「有事のリーダーとして失格」と菅義偉首相を批判した。これに対し、反対討論では自民党の柴山昌彦議員が「菅総理は国民全員分のワクチンの確保をし、接種は2500万回に迫る勢いだ」とし「ワクチン対応が遅れている」とする野党の批判に反論した。

国内の接種が進むにつれてワクチンの危険性を訴える報道も出てきていることから 高橋氏は柴山議員が答弁する動画をリツイートした上で「反ワクチン活動家に支持されているんじゃないの? 反ワクチン=ゼロリスクなので、ゼロリスクで相性いいのじゃないの?」と投稿した。

ワクチンは副反応があり、実際に接種後に死亡している例もあることから、接種しないことが結果的に立民が主張してきたコロナ感染対策の「ゼロリスク」に合致するというわけだ。

高橋氏は先月、ツイッターに「日本はこの程度の『さざ波』。これで五輪中止とかいうと笑笑」「日本の緊急事態宣言といっても、欧米から見れば『屁みたいな』ものではなのかな」などと投稿。これが炎上し、内閣官房参与を辞職した。

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