【森保ジャパン】6分間ハット達成のオナイウ ブレークの秘密を明かす

試合終了後にオンライン取材に応じたオナイウ

ハットトリックを達成した日本代表FWオナイウ阿道(25=横浜M)が大活躍の秘密を明かした。

森保ジャパンは15日のカタールW杯アジア2次予選キルギス戦で5―1と圧勝。そこで猛アピールに成功したのがオナイウだ。スタメン起用されると前半26分にヘッドからPKを誘発し、自らキッカーを務めて先制点を決めA代表初ゴール。すると4分後の31分、さらに33分とわずか6分間でハットトリックの離れ業をやってのけた。

「結果という部分は出せた方がいい。チームでやっていることをしっかり出すことができたので、安定して出せるように意識したい」と今後のレギュラー奪取へ手応えを口にした。

ブレークを果たした大きな理由が多くのクラブでの経験だ。千葉でプロデビュー後、浦和、山口、大分、横浜Mに在籍。JリーグU―22選抜の一員としてもプレーした。

「レンタルでチームを出たり、いろいろ経験してきた。いろんな人たちとの出会いがあり、選手としての幅も出た。いろんなチームでいろんな戦術、いろんな監督から指導を受けて自分が感じることがあった」とオナイウ。若くして様々な環境に身を置いたことで、多彩なプレーが身についたのだ。

今後は最終予選、そして来年のカタールW杯に向けてシ烈なサバイバルが待ち受ける。

「五輪世代もいるし(代表では)コミュニケーション能力や試合中の判断とかサッカーに対する熱は今までより高いもの感じる。それを自分もより求めていきたい」と気を引き締める。さらなる高みを目指すオナイウが、森保ジャパンの大きな武器になりそうだ。

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