Dバックスが逆転満塁弾でまさかの敗戦 ロード21連敗

【ダイヤモンドバックス8-9ジャイアンツ】@オラクル・パーク

11連敗中かつロード20連敗中のダイヤモンドバックスは、2回表までに7点を先行し、8回表終了時点で8対5と3点をリード。2つの大型連敗がついにストップするかと思われた。ところが、8回裏にリリーフ陣が二死満塁のピンチを招き、マイク・ヤストレムスキーに7号逆転グランドスラムを被弾。9回表は三者凡退に抑えられ、8対9でまさかの逆転負けを喫した。これで12連敗となり、敵地21連敗はメジャー史上ワースト2位の記録となった。

1回表にクリスチャン・ウォーカーとデービッド・ペラルタのタイムリーなどで4点を先制し、2回表にもウォーカーとアズドゥルバル・カブレラのタイムリー二塁打で3点を追加したダイヤモンドバックスだったが、打線が12安打で8得点を奪っても勝てなかった。登板した4人の投手がいずれも2失点以上を喫し、ヤストレムスキーの満塁アーチで逆転負け。劇的勝利のジャイアンツはリーグ最多の42勝目を挙げた。

これで敵地21連敗となったダイヤモンドバックスだが、敵地での連敗のメジャー記録は1943年のアスレチックスと1963年のメッツが記録した22連敗。ダイヤモンドバックスはこのメジャー記録まであと1に迫っている。敵地サンフランシスコでのジャイアンツ4連戦は残り2試合。この2試合に連敗すると、メジャー新記録の敵地23連敗ということになる。明日からの2試合で泥沼の連敗記録に終止符を打つことはできるだろうか。

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