アゼルバイジャン１部ネフチ・バクーが１６日、元日本代表ＭＦ本田圭佑（３５）の退団を発表した。
クラブの公式ホームページ上で「スタープレーヤーの本田圭佑とネフチの契約は終了した。世界的に有名な日本人の彼がプレーしてくれたことに感謝し、彼の将来のキャリアでの成功を祈っている」と本田への感謝の言葉と今後に向けて激励の言葉を贈った。
「今年３月に移籍した本田は、７試合で２得点を挙げた」とクラブで残した実績も紹介。シーズン最終盤に調子を上げて逆転での８年ぶりのリーグ優勝に貢献し、クラブ側も快く送り出す円満退団となった。
本田はこの日、クラブの退団発表の数時間前に自身の公式ツイッターで「ネガティブでもいい。でもポジティブになりたいと思うこと。夢がなくてもいい。でも夢を見つけたいと思うこと。意識が高くなくてもいい。でも意識が高くなりたいと思うこと。失敗してもいい。でも次は成功したいと思うこと。考え方なので正解はないという前提で、大事な考え方」と投稿。夢や挑戦の重要性などを訴えた。
本田がオーバーエージ（ＯＡ）枠で目指してきた東京五輪代表のメンバー発表は２２日。厳しい状況は誰もが認めるところだが、本田だけは最後の瞬間まで諦めてはいないだろう。
