スペイン1部ヘタフェの日本代表MF久保建英(20)の新天地候補が次々と浮上する中、ヘタフェも残留を正式に要請する見込みだ。
久保を巡っては来季もレンタル移籍が濃厚となっており、古巣のマジョルカのほかエスパニョールとベティスの3クラブが有力候補に挙がっている。
そうした中、スペインの移籍専門メディア「トードフィチャージェス」は「ヘタフェでの契約は終わった。ただ正確にはヘタフェは、久保との契約を得るために(他クラブを)打ち負かすライバルとなっており、ミチェル監督が彼を自らの指揮下に置きたいと思っている」と報道。今季指揮したホセ・ボルダラス前監督(57)は久保を冷遇したが、シーズン終了後にミチェル新監督(58)の就任が決定。ミチェル監督は久保の実力を高く評価していることに加え、保有元であるレアル・マドリードに在籍していた経験もあるため、久保を重用するとみられている。そこでヘタフェも正式に残留を要請する方針となったようだ。
久保の去就を巡り、動きが慌ただしくなってきた。