ドイツ1部ビーレフェルト退団の堂安にマインツが興味 来季もレンタルへ

堂安律

ドイツ1部ビーレフェルトを退団するU―24日本代表MF堂安律(23)に同1部マインツ入りが浮上していると、ドイツメディア「リーガインサイダー」が報じた。

今季はオランダ1部PSVアイントホーフェンからビーレフェルトにレンタルで加入した堂安はリーグ全34試合に出場するなど主力選手としてプレー。クラブ側は来季の契約延長を模索してきたものの、移籍金500万ユーロ(約6億6000万円)を捻出できずに獲得を断念し、すでに今季限りでの退団が正式に発表されている。

そんな中、同メディアによると、オランダの関係者の話として、契約元となるPSVは2024年6月末まで契約がある堂安を来季に向けて他クラブにレンタル移籍させるか、完全移籍で売却する方針を固めているという。すでにマインツが堂安に興味を示しており、獲得に動く可能性はあると指摘した。

今季リーグ12位だったマインツは過去に元日本代表FW岡崎慎司(35=ウエスカ)や同FW武藤嘉紀(28=エイバル)が所属したクラブで日本選手の受け入れにも慣れており、上位浮上の切り札として関心を示しているとみられている。7月に開幕する東京五輪を含めて今後の動向が注目されそうだ。

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