ホテル長崎 18日ランチ開始、宿泊も再開 新メニューに県産アジフライ

アジを使ったメニューと景観を楽しめるランチ=長崎市、ホテル長崎

 長崎市立山2丁目のホテル長崎は18日、ランチ営業を始める。これまで団体向けの実績はあったが、個人客向けは初めて。長崎港を見渡すホテル内のレストランで、県産のアジを使った新メニュー「あじふらいランチ」を提供する。
 同ホテルによると、ビアガーデンの利用者や宿泊客からランチの要望が寄せられていた。県産アジを使った料理が県外の宿泊客にも好評で、アジを丸ごと味わえるメニューにした。
 ランチは1種類で20食限定、1300円。約300グラムの大ぶりのアジをフライと天ぷらにし、特製だれとタルタルソースで味わう。天ぷらの身をご飯の上でほぐし、だしをかけて茶漬けも楽しめる。食品ロスをなくすため頭と骨も食べられるよう油で揚げており、持ち帰りも可能。200円追加でみそ汁を五島うどんに変更できる。
 同ホテルは、新型コロナウイルス第4波の影響で5月6日から休館し、今月18日に宿泊を再開する。30日まではランチ1人前に500円の入浴券が付き、貸し切り露天風呂などを利用できる。18日には今季のビアガーデンもスタートする。今井義謙支配人は「景色を楽しみながら地元のアジをいろいろな食感で味わってほしい」としている。問い合わせは同ホテル(電095.826.7261)。

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