韓国エンタメ大手「CJ ENM」の株価が最高値更新...15日にはTBSと提携発表

韓国大手エンターテイメントグループCJ ENM(シージェイ・イーエヌエム)の株価が好調だ。17日には過去1年(52週)で最高値を記録した。

17日の9:15現在で同社の株価は174,400ウォンとなり、前日比2,400ウォン高(1.4%↑)を記録し、過去1年で最高値だった174,000ウォン(今年1/26)を更新した。

過去一カ月をみると、外国人が17.9万株を買い越しており、機関投資家も48.7万株を買い越した。一方、個人は64.9万株を売り越したことが分かった。同期間の取引割合は、外国人が18.2%、個人が66.9%だった。一方で、機関投資家は、過去7日連続で19.6万株を買い越している。

15日、DB金融投資のシン・ウンジョンアナリストは、CJ ENMについて「20年10月に発足したTving(※韓国のオンライン動画サービス)は、肯定的な成長指標を共有し始めている。コンテンツ配信の元祖らしく、投資と成長の適切なバランスを維持することができるものと期待される。2Q21も良好な実績を収める見込み」と述べ、目標株価を210,000ウォンと定めている。

CJ ENMは15日、日本のテレビ局であるTBSと番組の共同制作を含む戦略的パートナーシップ協定を締結することで合意したと発表している。

(参考記事:「TBSと韓国エンタメ大手CJ ENMが戦略的パートナーシップ…世界市場を目標に協業」)
(参考記事:「ネトフリの韓国ドラマ投資本格化で揺れる業界…得をするのは誰か?」)

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