19年台風の教訓テーマ 26日にオンライン講演会

 2019年秋に首都圏などを相次いで襲った台風の教訓をテーマとするオンライン講演会が26日に開かれる。主催の神奈川大は参加者を募集している。

 災害地理学を専門とする関東学院大の松田磐余名誉教授が「地形と水害─被災状況に現れる地形と人為の関係」と題して基調講演。19年9月の台風15号で暴風による停電や屋根の被害が深刻化した千葉県鋸南町の担当者が当時の状況や対応について語る。

 記録的な豪雨となった同年10月の台風19号で被害を受けた東日本大震災の被災地などを調べてきた神奈川大の佐藤孝治名誉教授による報告もある。

 午後1時~4時半で、無料。ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を使う。申し込みは同大のKUポートスクエアのウェブサイトなどで。

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