西武・平井が二軍・日本ハム戦で7回3安打無失点の好投 一軍では直近3試合防御率9・49

西武・平井

再調整のためファーム降格中の西武・平井克典投手(29)が17日のイースタンリーグ・日本ハム戦(カーミニーク)に先発登板。7回91球を投げ3安打無失点の好投を見せた。

序盤はボールが先行し制球が安定しない場面もみられた平井だが、徐々にストレート、スライダーのコントロールが安定し始めると狙ってゴロアウトを奪う場面が目立ち始めた。

打たれた3安打はいずれも詰まった打球が外野手の前に落ちたもの、交代した野手の失策に近い内野安打などで平井は捕手・柘植との息の合ったコンビネーションと遊撃・源田の安定した守備力に守られスイスイと7つのゼロを並べた。

一軍では3回5失点KOで降板した5月30日の阪神戦(メットライフ)まで3試合の防御率が9・49と制球に課題を残した平井。この日の無失点投球を浮上のキッカケとしたいところだ。

また、平井に後を継いだ2番手・ダーモディはこれが2度目の中継ぎ登板となった。四球、左線二塁打で一死二、三塁のピンチを作り中犠飛で1失点。1回1安打1四球1失点の内容だった。

「2番・遊撃」でスタメン出場した源田は3打数無安打だった。

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