オリオールズ Dバックスの陰でひっそりと敵地19連敗

【オリオールズ3-10インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

オリオールズは先発のホルヘ・ロペスが3本のアーチを浴びて5回途中5失点でノックアウトされ、インディアンスに3対10で完敗。連敗は8に伸び、ロードゲーム19連敗(=すでに球団記録を更新)となった。メジャー歴代ワーストのロード23連敗を喫したダイヤモンドバックスに注目が集まっているが、オリオールズもジョン・ミーンズのノーヒッター以降、ロードゲームで黒星を重ね続けている。

初回にホゼ・ラミレスの16号2ランとボビー・ブラッドリーの4号ソロで3点を先制されたオリオールズは、一時1点差まで詰め寄ったものの、常にビハインドの展開。4回裏にアーニー・クレメントのタイムリー二塁打でリードを2点に広げられると、6回裏に張育成(チャン・ユーチェン)のタイムリーで2点を追加され、8回裏にはチャンの2号2ランなどでさらに3点を奪われて万事休すとなった。

これでロードゲームはメッツ2連戦、ナショナルズ3連戦、ツインズ3連戦、ホワイトソックス4連戦、レイズ3連戦に続いて6カード連続の被スイープ(今回のインディアンス戦は4連戦)。借金は今季ワーストの24まで膨れ上がった。主砲のトレイ・マンシーニは「僕たちは非常にフラストレーションが溜まっている。誰も負けることが好きではないからね」と悔しい思いを口にしたが、直近7試合で先発投手陣が防御率8.73と打ち込まれているのに対し、打線は1試合平均3.1点しか奪っておらず、連敗の出口はなかなか見えてこない。

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