サムスン資産運用、アラムコのパイプライン事業に1億ドル投資

サムスン資産運用(Samsung Asset Management Co., Ltd.)のブラインドファンドがサウジアラムコのパイプライン事業に1億ドル(約110億円)を投資する予定であることが分かった。サムスン資産運用と投資するコンソーシアムの総規模は125億ドルである。

18日、韓国の金融紙などによると、サムスン資産運用は、エネルギーインフラ投資企業EIGパートナーズ、アブダビ政府系ファンドであるムダバラなどとコンソーシアムを構成してサウジアラムコの新設法人「アラムコ石油パイプライン」の株式49%を買収する。

順位ローンが105億ドル、株式投資が20億ドルである。サムスン資産運用は、1億ドルを投資して持分5%を得る。

アラムコ石油パイプラインは4月に国営企業として新設された。アラムコに25年間パイプラインを貸し、同期間の賃貸収入を得る予定である。

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