日本プロレス史70周年記念大会が9月を開催 新日、全日、ノア、DDTなど9団体が参戦決定

日本プロレス祖・力道山(写真は1962年)

日本プロレス殿堂会は18日、日本プロレス史70周年記念大会「LEGACY」を9月14、15日の2日間、東京・後楽園ホールで開催すると発表した。

同会は日本プロレスの歴史や選手を後世に残していくため、中立後援組織として2020年に発足。日本初のプロレス興行(9月30日、両国・メモリアルホール)が開催され、かつ力道山がデビュー(10月28日)した1951年を、日本プロレスの起点と定義し、今年度が70周年にあたるとして「殿堂会として意義を発揮するためにも、昨今の情勢についてもプロレス業界として一丸となって大会を開催することでプロレスファンの皆様に希望を与えることができれば」と開催に至った経緯を説明した。

現時点で新日本プロレス、全日本プロレス、ノア、ドラゴンゲート、大日本プロレス、DDTなど9団体の参加が決定。その他の団体、フリー、レジェンドなどにも幅広く声を掛け、出場を打診しているという。

これを受けて各団体の代表もコメントを発表。昨年1月に引退した世界のレジェンド、新日本プロレスの獣神サンダー・ライガーは「日本プロレス史70周年という記念大会に、新日本プロレスが参戦させて頂けることになり、大変光栄です! 自分自身もこの大会を誰よりも楽しみにしております!」。

全日本プロレスの3冠ヘビー級王者・諏訪魔(44)も「我が全日本プロレスも来年創立50周年という節目の時となりますが、日本プロレス史はさらに20年も前、日本のプロレス文化をスタートさせていることに大変興味があります。一体どんなことが起きてたのか? その答えが9/14、15にあるかもしれない」と興奮気味に語った。

対戦カードや参加団体、参加選手などは随時発表される予定。団体の垣根を越えた〝日本プロレスの祭典〟となりそうだ。

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