さだまさしさん 12年ぶり佐世保公演 会場の観客魅了 

数々の名曲で観客を魅了したさだまさしさん=佐世保市、アルカスSASEBO

 長崎市出身のシンガー・ソングライター、さだまさしさんの「さだ丼~新自分風土記Ⅲ~さだまさしコンサートツアー2021」佐世保公演(長崎新聞社、NBC長崎放送主催)が18日、佐世保市三浦町のアルカスSASEBOであり、のびやかな歌声と軽やかなトークで、満席の会場を魅了した。
 さださんは、4月にセルフカバー・アルバム「さだ丼~新自分風土記Ⅲ~」を発売。コンサートは手指消毒や検温、マスク着用など感染予防対策を講じて開催された。
 さださんは、同アルバムに収録されている「北の国から」「案山子(かかし)」などの名曲を管弦楽とともに披露した。
 曲間では、スタッフ全員で佐世保バーガーを食べたエピソードなどを語り、観客の心を引きつけた。同市での公演が12年ぶりとなったことにも触れ「またできるだけ早いうちに(佐世保に)帰って来ないといけない」と笑顔で話すと、客席から大きな拍手が湧いた。

 


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