宮脇咲良「最後まで駆け抜けたい!」HKT卒コンがスタート 韓国にも生配信

卒業コンサートに登場した宮脇咲良(中)

福岡・博多を拠点に活動するアイドルグループ「HKT48」の宮脇咲良(23)が19日、マリンメッセ福岡で卒業コンサートを開催した。

2011年に1期生として13歳でデビューした宮脇。この日をもって約10年間在籍したグループを卒業する。

宮脇は2011年11月に劇場デビュー。14年から18年4月までAKB48を兼任。「希望的リフレイン」などシングルで3回センターを務め、18年の総選挙では自己最高の3位と48グループを代表する人気メンバーとなった。

18年10月から今年4月までは日韓ガールズグループ・IZ*ONEとしての活動に専念。韓国から帰国し、HKT48に復帰後、今月15日に行われたイベントで卒業を発表していた。

ライブは午後6時開演。冒頭でステージに登場した宮脇は「宮脇咲良の卒業コンサート、最高の1日にしましょう!」と呼びかけ、オープニング曲「桜、みんなで食べた」をメンバーと一緒に熱唱。2曲目「君のことが好きやけん」では、同じ1期生の村重杏奈(22)が「HKT48は咲良のことが大好き~!」とメンバー愛を伝えた。

最初のMCで、宮脇は「始まっちゃった~。この日が来てほしいような、来てほしくないような気持ちですけど、最後まで駆け抜けたい!」と宣言。

卒業発表から卒業まで約1か月という短い復帰となったが、宮脇は「だからこそみんなでお話をした。ファンの皆さんに〝ありがとう〟を伝えるコンサートにしたい」と決意。卒コンは生配信され、韓国のファンも多く見ていることで、宮脇は韓国語でも呼びかけた。

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