県内の議会で、「育児」や「介護」による議員の欠席を認めるよう規則を改正する動きが広がっている。宮崎日日新聞の調べ（18日時点）では、既に9市町議会が改正し、県議会と宮崎市議会は開会中の6月定例会に改正案を提案する方針。家庭の事情による欠席は各議会の判断で認められてきたが、議員のなり手不足が課題となる中、明文化することで家庭と議員活動の両立を後押しし幅広い人材の政治参画を促すのが狙い。識者は「住民の声を議会に反映させていくために必要な措置」と指摘する。
介護育児、議会欠席可能に 県内9市町が明文化
- Published
- 2021/06/20 11:00 (JST)
