Dバックスがノーヒッター回避も16連敗 正捕手は骨折

【ドジャース9-3ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

前日の試合で球団史上ワーストとなる15連敗を喫したダイヤモンドバックスは、ドジャース先発のウォーカー・ビューラーの前に7回までノーヒット。8回裏先頭のデービッド・ペラルタが初安打を放ち、そこから3点を返して意地を見せたが、3対9で大敗し、球団記録をさらに更新する16連敗となった。また、正捕手のカーソン・ケリーが2回裏に死球を受けて右手首を骨折。負のスパイラルが止まらなくなっている。

ダイヤモンドバックスは先発の新人マット・ピーコックは、初回にウィル・スミスの8号2ランで先制を許し、2回表にはギャビン・ラックスにタイムリーを浴びたが、5回7安打3失点の力投。ところが、2番手ケビン・ギンケルが6回表に3つの四球で二死満塁のピンチを招き、ジャスティン・ターナーに走者一掃のタイムリー二塁打を浴びて3失点。3番手ジェイク・ファリアも7回表にムーキー・ベッツの犠飛で1点、8回表にはクリス・テイラーの10号2ランで2点を失い、リードを9点に広げられた。

8回裏にペラルタとニック・アーメッドのヒットで一死1・2塁のチャンスを作ってビューラーを降板に追い込み、2番手ミッチ・ホワイトからティム・ロカストロのタイムリーとケテル・マーテイのタイムリー二塁打で3点を返したが、反撃はここまで。明日からは今季ここまで出塁率.385、OPS.845をマークしていた正捕手ケリーを欠いた状態での戦いを強いられることになり、さらなる苦戦が予想される。

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