北信越高校体育大会が19、20の両日を中心に北信越5県の各会場で行われている。上越地域ではリージョンプラザ上越と柿崎総合運動公園体育館、妙高市総合体育館でバレーボール競技を実施。5県の男女各上位4チーム計40チームが出場し、無観客制の中で熱戦を展開している。
地元からは女子3位の関根学園が出場。19日の初戦(2回戦)で長野県2位の松商学園と対戦。接戦となったが、22―25、25―23、21―25と競り負けた。
第3セットは中盤までリードしながら、逆転を許し、織部徹監督(54)は「後半で連携ミス、つなぎのミスが出て攻撃力につなげられなかった」と、県総体準決勝と同じような展開に悔しさを見せた。
エースで主将の古川碧(3年)は「ミスを立て直せず、連続失点で波に乗れず、自分たちのバレーができなかった」、もう一人のエース大久保里莉(3年)も「負ける試合ではなかった。県、北信越とも悔しい結果。春高予選で晴らしたい」とそれぞれ無念さと雪辱心を口にした。
同部OGで教育実習中で指導者としてベンチに入った久保あゆみさん(21、東京女子体育大4年)は「次の人が取りやすいように上げる、フォローするなど、人のためにプレーする部分が足りない。個々の技術はあるので、そこを意識してチームとして強くなってほしい」と期待の言葉を送った。