“筆談ホステス ”斉藤りえ氏 都議選で「女だらけの北区」から大田区に鞍替えした理由

新宿駅東南口前で行われた立民「#女性の声が東京を変える」に参加した斉藤りえ氏(中)

東京都議会選挙(25日告示、7月4日投開票)大田区選挙区で立憲民主党から立候補する〝筆談ホステス〟斉藤りえ氏(37)が20日、新宿駅東南口前で行われた「#女性の声が東京を変える」に参加した。

昨年7月の女性候補者しかいない〝女だらけの北区補選〟で、惜しくも次点に泣いた斉藤氏。今度の都議選で大田区に鞍替えした理由は、15年前に青森から上京して初めて一人暮らしを始めた思い出の場所だからだ。

「右も左もわからない不安な時に、大田区の多くの方が背中を押してくれて、いまの私がいます。ご縁があります。出発点に戻って恩返しがしたいです」

同選挙区は前回の選挙より定数が一人減り7人。厳しいとされる選挙で、どう戦い抜いて当選を目指すのか。

斉藤氏は「私は耳に障害があります。選挙自体が障害者に配慮されない部分があるので、難しいところがあります。選挙戦は私の言葉が聞き取りにくいかもしれませんが、自分の声で思いを伝えていきたいです」と意気込みを語った。

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