大谷翔平が3戦連発・MLB最多タイ23号もチームは敗戦

【タイガース5-3エンゼルス】(延長10回タイブレーク)@エンゼル・スタジアム

エンゼルスはタイガース4連戦をスイープして上位浮上に向けて勢いに乗りたいところだったが、3対3の同点で迎えた10回表に守護神ライセル・イグレシアスがダズ・キャメロンに2点タイムリーを浴び、3対5で敗戦。連勝は3でストップし、4連戦のスイープを逃した。勝利したタイガースは先発のケーシー・マイズが5回3失点で降板したものの、リリーフ陣は5回無失点の好投。7回以降はエンゼルス打線を無安打に封じた。

エンゼルスは1対3と2点ビハインドで迎えた5回裏に大谷翔平が3試合連発となる23号2ランを放って同点に追い付いたものの、チームの勝利にはつながらなかった。マイズが投じた低めのスライダーを上手く拾ってセンターへ同点2ランを叩き込んだ大谷。直近6試合で6本塁打を量産し、メジャー最多の23本塁打を放っているブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)に並んだ。また、シーズン23本塁打は2018年の22本塁打を上回る自己新記録となっている。

定位置の「2番・DH」でスタメン出場した大谷は、空振り三振、空振り三振、23号2ラン、空振り三振で4打数1安打2打点3三振。10回裏二死3塁、一発が出れば同点の場面で迎えた第5打席はストレートの四球で歩かされた。今季の打率は.272、OPSは1.005となり、「通算70本塁打&通算100奪三振」を達成した史上4人目の選手となった(ベーブ・ルース、リック・アンキール、ジョニー・リンデル、大谷の4人)。

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