メーガン妃の王室職員いじめ疑惑 調査結果の報告は来年か…王室で内密に処理も?

メーガン妃(左)とヘンリー王子(ロイター)

メーガン妃による王室職員へのいじめがあったとされる問題について、バッキンガム宮殿による調査結果の報告が来年にずれ込みそうだと英紙タイムズが20日報じた。

同紙は内部関係者の話として、近く王室が発表するソブリン・グラント法に基づく今年の年次会計報告書に同妃のいじめ疑惑についての記述が無いと伝えた。

その上でタイムズ紙は、疑惑について王室は調査中で、来年の報告書で結果が公開されるか、もしくは王室で内密に処理されるのではないかとしている。

メーガン妃のいじめ疑惑が浮上したのは今年3月。米CBSによる同妃とヘンリー王子の独占インタビューが放送される直前だった。

それによると、メーガン妃は女性側近ら職員にささいな事で怒鳴りつけるなどのいじめを繰り返し、ヘンリー王子との挙式をめぐっては職員らに無理難題をふっかけたとされる。

今年5月にはヘンリー王子夫妻の広報官だった米国・テキサス州出身のジェイソン・ナフ氏が2018年に作成した内部報告書の存在が明らかになった。

報告書はメーガン妃によるいじめの実態を告白したもので、王室上層部に宛てたもの。その中でナフ氏は「(メーガン妃)が王室職員2人に対してこの1年間いじめ行為をしていることにとても憂慮してます」と訴えた。

特に1人に対しては侮辱を続け、それを証言する報告も数多く受けているとし、「何の措置も取られないことを恐れています」と報告書を締めくくった。

一方、メーガン妃側はいじめを完全否定。証拠を明示することを求めている。

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