【新型コロナ】相模原市保健所職員、13人が時間外労働「過労死ライン」

相模原市役所

 新型コロナウイルス感染症への対応を担う相模原市保健所の職員13人が2020年度、時間外労働に関する労働基準法36条に基づく労使協定(36協定)の上限を超える時間外労働をしていたことが21日、分かった。

 同日の市議会本会議で、森繁之氏(市民民主)の一般質問に対し、本村賢太郎市長が明らかにした。

 残業時間は、36協定を結んだ場合でも休日労働を含め月100時間未満、2~6カ月平均で月80時間以内などの上限が設けられている。

 これを超えると「過労死ライン」と判断される。

 保健所の職員13人は過労死ラインの時間外労働を行っていたことになる。

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