「世界キリンの日」に見学イベント 親子3頭の獣舎など紹介 森きらら

木の葉を食べるキリンの様子を見学するイベント参加者=佐世保市、森きらら

 世界キリンの日(6月21日)に合わせ、長崎県佐世保市船越町の九十九島動植物園(森きらら)は20日、同園で飼育するアミメキリンの親子3頭を来園者に紹介するイベントを開いた。
 世界キリンの日は、1年で昼が最も長い夏至に、動物で首が最も長いキリンに関心を持ってもらおうと国際動物保護団体「キリン保全財団」が制定。同園は開園60周年記念の一つとしてイベントを企画した。
 同園ではアミメキリンの父「ハヤト」と母「いと」、子どもの雄「みなと」を飼育している。イベントに参加した親子ら16人は展示場や獣舎の寝室などを見学。木の葉を食べる様子を間近で見たり、担当飼育員から角や舌などの特徴を聞いたりした。
 参加した市立大野小5年の今井悠成くん(10)は「人懐っこいキリンを近くで見ることができた。将来は生き物の飼育員になりたいので勉強になった」とうれしそうに話した。

© 株式会社長崎新聞社