ドイツ1部ビーレフェルトが奥川を完全移籍で獲得へ 移籍金2億6000万円か

ビーレフェルトに完全移籍する奥川(ロイター)

今年1月にオーストリア1部ザルツブルクからドイツ1部ビーレフェルトにレンタルで加入していたFW奥川雅也(25)が来季に向けて同クラブに完全移籍することで合意に達したと、ドイツ誌「キッカー」が報じている。

ビーレフェルトはオランダ1部PSVアイントホーフェンから今季レンタルで加入していたUー24日本代表MF堂安律(22)の完全移籍を目指していたが、500万ユーロ(約6億5000万円)の移籍金が捻出できずに断念。一方、堂安とともにクラブの1部残留に貢献した奥川の買い取りも検討してきた中、契約元のザルツブルクとの交渉はまとまりつつあるようだ。

同誌によると、ビーレフェルトのサミル・アラビSD(スポーツディレクター)が「我々は合意に近づいている」と明かしたという。契約期間は2024年6月末までで移籍金は200万ユーロ(約2億6000万円)と見込まれている。

奥川は2015年にザルツブルクへ移籍もここまでレンタル移籍を繰り返していたが、完全移籍を果たし、昨季以上の活躍が期待できそうだ。

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