〝禁断の移籍〟が実現する。イタリア１部ＡＣミラン１０番のトルコ代表ＭＦハカン・チャルハノール（２７）が同１部の宿敵インテルに移籍することが確実となった。同国メディア「カルチョメルカート」など各メディアが報じている。
チャルハノールは元日本代表ＭＦ本田圭佑（３５）が背負ったＡＣミランの１０番。在籍４シーズンで１７２試合３２得点をマークしている。すでに契約満了で今季限りの退団が発表されたばかりだが、同メディアによると、チャルハノール自身が「インテルと合意した。ミラノへ向かい、明日（２２日）契約にサインする」と明かし、２１日午後９時過ぎにミラノ入りしたという。
ＡＣミランとインテルは同じミラノを本拠地とするライバルチーム。これまで両クラブの間の移籍がなかったわけではあいものの、異例の移籍といえる。
チャルハノールは２２日にメディカルチェックを受けた後、契約書にサインする予定。３年契約で年俸５００万ユーロ（約６億５０００万円）にボーナス１００万ユーロ（約１億３０００万円になる見込みと報じられている。
