【全日本】26日大田区は宮原、ジェイク、青柳による史上初の3冠王座決定巴戦を開催!

3冠王座決定巴戦に出場する青柳、ジェイク・リー、宮原(左から)

全日本プロレスは22日、諏訪魔(44)の返上により空位をなった3冠ヘビー級王座をめぐり、26日の東京・大田区総合体育館大会でジェイク・リー(32)、宮原健斗(32)、青柳優馬(25)による「3冠ヘビー級王座決定巴戦」を開催すると発表した。

同大会では当初、諏訪魔が「チャンピオン・カーニバル」覇者ジェイクとV8戦を行う予定だったが、19日に新型コロナウイルスの陽性判定が出たため欠場となり、本人の意思でベルトも返上された。

この緊急事態に世界タッグ王座戦を行う予定だった宮原と青柳が名乗りを上げ、3人が新王座を争うことになった。当日はPWF会長ドリー・ファンク・ジュニアの提案により、ジェイクがインターナショナルヘビー級、宮原がPWFヘビー級、青柳がUNヘビー級の3本の旧ベルトをそれぞれ持ってリングに立つ。試合前に抽選会が行われ、連続して2勝した選手が第64代3冠王者に認定される。

都内で行われた会見には3選手が出席。ジェイクは「対戦カードがまだどうなるか分からないけど、俺のモチベーションは変わらないので。名乗りを上げてくれたことは感謝しますけど」とクールに言い放った。

また宮原は「3冠ベルトが統一された地で争うというのもプロレスの神様からのメッセージだと思っている。これは運命。全日本のエースは俺だというプライドをお見せしたい」ときっぱり。青柳も「5冠王者として大田区を締めたいと思います」と決意を述べた。

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