【サイバーフェス】HARASHIMA燃える“DDT魂” 6・6は秋山、武藤、丸藤から主役奪う!

サイバーフェスでKO-D王者・秋山に挑戦するHARASHIMA

DDTのHARASHIMA(46)が20年前からのジェラシーを糧にKO―D無差別級王座を奪取する。

ノア、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレスとの合同興行「サイバーファイトフェスティバル2021」(6月6日、さいたまスーパーアリーナ)では王者の秋山準(51)に挑戦。同大会ではノアの王者・武藤敬司(58)vs 丸藤正道(41)のGHCヘビー級王座戦も行われるため「自分たちのやってるプロレスを多くのファンに見てもらえる場。秋山さんと比べてキャリア、体格、全てで負けている。でもDDTを昔から応援してくれているファンの思いを背負って戦う気持ちでは負けてない」と表情を引き締める。

原動力はメジャー団体に対する嫉妬心だ。デビューした2001年8月当時、秋山と丸藤は業界盟主を狙う勢いだったノアで活躍し、新日本プロレス所属だった武藤も全日本プロレスの3冠ヘビー級王座を巻くなど中心選手として君臨した。「インディはメジャーにかなわないという悔しさがあった。メディアでの扱われ方や選手の言葉の重みも違った。全てに悔しさを持っている。それが自分の根底にある」

だが、今は違う。当時は雲の上の存在だった3人と、同じ舞台で争うまでに団体は成長した。「DDT(の規模)が小さかったころから見続けてくれているファンに、勝つことで恩返ししたい」と誓うベテランがビッグマッチの主役になる。

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