西武・愛斗が8号2ラン 11試合ぶり一発で先制「完璧でした!」

4回、先制2ランを放った愛斗

西武・愛斗外野手(24)が22日の楽天戦(メットライフ)で相手先発・岸から8号先制2ランを左中間スタンドに叩き込んだ。

西武・松本―楽天・岸の投手戦で始まったこの試合。先制したのはここまで8度の対戦で6敗2分けと未勝利の西武だった。

4回、先頭の栗山が中前打で出塁し二死二塁と得点圏に進塁。ここでこの日「8番・右翼」でスタメン出場した愛斗の第2打席が巡ってきた。

第1打席で岸の宝刀・カーブに三振を喫している愛斗はこの打席でも2球のカーブを見逃し、空振りで2―2と追い込まれた5球目の146キロストレートを読んでいたのか、完璧にコンタクト。打った瞬間に確信するほどの手応えで打球は左中間スタンドへ突き刺さった。

愛斗にとっては8日、ヤクルト戦(神宮)以来、11試合ぶりとなる8号はチームに勢いをもたらす先制2ランとなった。

愛斗の話=「打ったのは真っすぐです。0対0で松本さんが頑張って投げてくれていましたので、先制点が欲しいなと思いながら打席に向かいました。打った瞬間、ホームランになると思いました。完璧でした!」

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