手越祐也が音楽活動再開! ジャニーズ独立から1年…フォーライフから6か月連続シングル配信

12月にはファーストアルバムも発表する手越祐也

人気ジャニーズグループ「NEWS」元メンバーの手越祐也(33)が「フォーライフミュージックエンタテイメント」からソロデビューすることが分かった。昨年6月にジャニーズ事務所から独立して1年。ユーチューバー界で存在感を発揮してきた手越が、音楽活動に本格シフトする。

昨年6月19日にジャニーズ事務所を退所。同23日の独立会見で、手越は「僕がこだわりを持ってやってきた〝歌〟ということに関しては、今後も主軸としてやっていきたい」と決意し、アーティスト活動への情熱を明かしていた。

その後にユーチューバーデビュー。他の人気ユーチューバーとのコラボも精力的にこなし、チャンネル登録者数は約170万人。さらに、脱毛サロンを手掛けるなど実業家としても活動している。

そして、独立後1年というタイミングで、音楽界の表舞台に帰ってくることに。「音楽活動が夢だった」という手越の念願が叶った形だ。

気になるソロデビュー曲は、7月7日の七夕に配信される「シナモン」。手越は7月から6か月連続でシングル曲を配信リリースした後、12月にはファーストアルバムを発売するという。23日午後8時からユーチューブ「手越祐也チャンネル」で、ファンに自ら詳細を語り「シナモン」を生披露する。

手越を迎え入れることになったフォーライフミュージックといえば、1975年に小室等、吉田拓郎、泉谷しげる、井上陽水によって設立されたフォーライフ・レコードが前身。フォーク、ニューミュージックを中心に数々のヒット曲を生み出してきた業界内でも実績のあるレコード会社として知られる。

ソロデビューのきっかけは、手越のファンクラブを運営する関係者が同社と親しかったこと。NEWS時代から、手越の歌唱力は折り紙付だったが、同社関係者は「実際に歌を聴き、驚くべき音域の広さや歌唱力に驚愕した」と明かす。

その後、音楽活動について話し合いを重ねていく中で、手越も「自分のやりたい音楽に理解を示してもらった」とビジョンを共有し、独立1年目を迎えるのを機にウィンウィンの関係で「音楽チームとして歩んでいくことを決めた」という。

第1弾のシングルを七夕の日に配信リリースするのも、手越の〝願い〟から。ミディアムテンポで、混じり気のない真実の愛をシナモンの花言葉(清純、純潔)に例えて歌ったラブソングに仕上がっている。

「昨今の音楽チャートはダンスナンバーの作品が上位を占めている傾向にあるだけに、落ち着いて聴くことのできる作品は新鮮に映るかもしれない。また、手越の歌唱力をアピールする戦略というのは、やはりフォーライフの手法でしょう」(音楽関係者)

また、メジャーデビューにあたって、アートワークには世界的な歌姫であるビヨンセやテイラー・スウィストら米アーティストを手掛けた写真家の下村一喜氏をはじめ、多くの有名クリエイターが参加しているのも注目の一つだ。

発売前の7月3~4日には「24時間TikTok LIVE」の出演が決定しており、生バンド編成で新曲を披露する。

さらに発売に合わせ、音楽専門チャンネル「スペースシャワーTVプラス」で、手越がメインパーソナリティーを務める音楽番組「スペプラ手越」がスタート。月イチのローテーションでレギュラー番組として予定されているという。

「登録者数約170万人を誇るユーチューブ内で『歌ってみた』の動画を始めたところ、その音域の広さや歌唱力、音楽性に評価も高まっている。音楽をメインストリームに活動していく手越に注目が集まる」と、前出のフォーライフ関係者は自信を深める。

9月には初の東名阪ソロツアーも決定。メジャーからのソロデビューに意欲十分の手越は、音楽活動に全力を尽くす。

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