ジャイアンツ完封勝利 エンゼルス・大谷は1四球3三振

【ジャイアンツ5-0エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

メジャー最高勝利を誇るジャイアンツとの2連戦を迎えたエンゼルスは、先発のアンソニー・ディスクラファーニをはじめとするジャイアンツ投手陣を攻略できず、6安打13三振で完封負け。借金生活に逆戻りとなった。ディスクラファーニは7回3安打9奪三振無失点の好投で今季8勝目(2敗)をマーク。一方、エンゼルス先発のアンドリュー・ヒーニーは10三振を奪ったものの、2回までに5点を失い、6回10安打5失点で今季5敗目(4勝)を喫した。

ジャイアンツはヒーニーの立ち上がりを攻め、1回表一死2・3塁からバスター・ポージーの内野ゴロの間に1点を先制。次打者ブランドン・ベルトがシフトの逆を突くバント安打で2点目を叩き出し、さらにウィルマー・フローレスに7号2ランが飛び出して一挙4得点のビッグイニングとなった。2回表にはマウリシオ・デュボンが5号ソロを放って5点目。ディスクラファーニから2番手ドミニク・リオン、3番手ジェームス・シャーフィーとつなぐリレーでエンゼルスに得点を許さず、5対0で完勝した。

エンゼルスの大谷翔平は「2番・DH」でスタメン出場し、第1打席はカウント1-2からボール3球を見逃して四球で出塁。しかし、第2打席以降は高低を利用したポージーの巧みなリードに翻弄され、3打席連続で空振り三振に倒れた。3打数0安打1四球3三振に終わり、今季の打率は.269、OPSは.996へ下落。なお、明日の試合では防御率1.51を誇るジャイアンツのエース、ケビン・ゴーズマンと投げ合う予定となっている。

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