漂着ごみ集め分類 大堂津小児童ら海岸清掃

海水浴場に漂着したごみを拾い集める大堂津小の児童たち

 海の環境保全について関心を持ってもらおうと、宮崎海上保安部は18日、日南市・大堂津小(北原厚子校長、57人)の児童と同市の大堂津海水浴場で清掃と漂着ごみの分類調査を行った。
 海上保安庁が定める海洋環境保全推進月間(5月30日~6月30日)に合わせて実施。ごみは種類別に数え、結果は一般社団法人「JEAN」(東京)に報告して漂着ごみ対策に生かす。
 同日は3、4年生19人と同保安部職員4人が参加。3班に分かれて波打ち際を歩き、プラスチック片や発泡スチロール、ペットボトルなどのごみを拾い集めた。JEANの基準に従って分類して数え、記録していた。
 4年の原井悠衣さん(9)は「拾った中には中国語が書かれたペットボトルもあった。ごみは遠くまで流れていくので、ポイ捨てしないよう気を付けたい」と話した。同市では南郷小も23日、同様の取り組みを行った。

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