ヤクルト村上 右ヒザ付近に自打球で途中交代

4回、自打球でうずくまる村上(中) 

チームに緊張が走った。ヤクルトの村上宗隆内野手(21)が23日の広島戦(マツダ)に「4番・三塁」で先発出場。7―4の4回二死二塁の場面でカウント2―2の5球目に打ったボールが右ヒザ付近に直撃する自打球となった。

すぐにトレーナーが駆け寄りグラウンド上で治療を受けた。その後、再び打席には立ったが見逃し三振に倒れた。そして4回裏の守備から宮本と交代した。村上は今年66試合に出場し、打率は2割7分1厘、21本塁打、48打点。

本塁打はリーグトップ、打点はリーグ2位の成績だ。全66試合に先発出場し、全試合で4番を務めている。さらに東京五輪の野球日本代表にも内定しており、試合前には視察に訪れていた侍ジャパンの稲葉監督と談笑する場面も見られた。

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