阪神・藤浪晋太郎投手が23日の中日戦(バンテリン)で、2―2の7回に2番手として救援登板するも課題の制球が安定せず1回2安打3四球4失点。矢野監督から託された同点のマウンドを守ることはできなかった。
2つの四球と安打で一死満塁とすると、続く高橋周は156キロ直球で見逃し三振。次打者のビシエドにも直球主体の〝力勝負〟を挑んだが、フルカウントからの外角への7球目を見送られ押し出し四球。痛恨の勝ち越し点を献上しなおも一死満塁とすると、続く堂上には走者一掃の右越え適時3点打を浴びKO。憔悴した表情で自軍ベンチへと引き揚げた。
藤浪は直近3試合で全て失点。勝利の方程式の一角として期待される存在だけに、一日も早い復調が待たれる。