気象庁は24日(木)、向こう1か月(6/26~7/25)の天候の見通しを発表した。沖縄・奄美は2週目(7/3~7/9)に、気温がかなり高くなる所がある見込み。東日本は、平年に比べて曇りや雨の日が多くなりそうだ。沖縄・奄美は、期間のはじめは平年に比べて晴れの日が少なく、沖縄の梅雨明けは平年より遅れるが、2週目は平年と同様に晴れの日が多くなる見通し。
1週目(6/26~7/2) 沖縄・奄美から東・西日本の太平洋側は、前線や湿った空気の影響を受けやすい見込み。 2週目(7/3~7/9) 東日本の日本海側は、平年に比べて曇りや雨の日が多い見込み。一方、沖縄・奄美は平年と同様に晴天が多くなり、気温がかなり高くなりそうだ。 3~4週目(7/10~7/23) 全国的に平年と同様の天候が見込まれ、平年並みの暑さが予想される。
高温に関する早期天候情報
沖縄は向こう1週間程度、気温の低い日が多い見込み。ただし、その後は夏の高気圧に覆われて晴天が多くなり、7月2日(金)ごろから気温がかなり高くなる可能性がある。沖縄気象台は「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理や熱中症など健康管理に注意するよう呼びかけている。
早期天候情報とは
原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。
【参考】梅雨明けの平年日
沖縄 6月21日 奄美 6月29日 九州南部 7月15日
九州北部 7月19日 四国 7月17日 中国 7月19日
近畿 7月19日 東海 7月19日 関東甲信 7月19日
北陸 7月23日 東北南部 7月24日 東北北部 7月28日