【東京五輪】「陛下が懸念と拝察」発言 組織委・武藤氏「安心安全な大会を開催するのが責務」

武藤事務総長

東京五輪・パラリンピック組織委員会の武藤敏郎事務総長(77)が24日、都内で記者団との懇談を行い、東京大会に対する天皇陛下の受け止めについての宮内庁・西村泰彦長官(65)の発言について言及した。

この日、西村長官は天皇陛下が新型コロナウイルス感染状況について「大変心配されている」とした上で「開催が感染拡大につながらないか、懸念されていると拝察している」と話した。

これを受けて、武藤事務総長は「私どもは国民の皆様、都民の皆様に不安がないような安心安全な大会を開催するのが責務。その実現に向けて最善を尽くしたい」と話した。

陛下は東京大会の名誉総裁を務めている。

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