障害有無超え いい汗 九保大、本庄高生らと交流

卓球バレーを楽しむ参加者

 第12回国富町ふれあいスポーツ大会は19日、同町のアリーナくにとみであった。町身体障害者福祉会が主催し、コロナ禍により2年ぶりの開催。参加した約130人は、障害の有無に関係なく楽しめるスポーツを通して交流を深めた。
 九州保健福祉大と本庄高からのボランティアは、例年の2倍近い計約90人が集まった。スポンジ製のボールで行う車いす野球と、卓球台のネットの下をくぐらせ6人一組でボールを打ち合う卓球バレーを実施。同高3年海老原広翔さん(17)は「すごく盛り上がった。最初はどのくらいの強さに加減したらいいのかと思ったが、障害に関係なく楽しめた」と感想を話した。
 同福祉会事務局長を務める日高喜代子さん(62)も「いつもより若い方が多くて楽しかった。コロナで練習や大会が減っていたので、久々にいい汗をかいた」と笑顔だった。

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