ヘンリー王子&メーガン妃 アーチー君の爵位を辞退していた「将来いじめられる可能性を考慮」

ヘンリー王子とメーガン妃(ロイター)

ヘンリー王子&メーガン妃の長男アーチー君(2)が誕生した際、エリザベス女王から事前に用意されていた爵位を辞退していたことが分かった。理由は、爵位名が原因で将来アーチー君がいじめられる可能性を考慮したためだったと英紙デーリー・テレグラフが報じた。

同紙によると、アーチー君に用意されていたのはスコットランドの地名にちなんだ伝統的な爵位である「ダンバートン伯爵」。1675年にチャールズ2世が仏蘭戦争での功績をたたえてスコットランド貴族に授けたもの。

だが、ダンバートン(Dumbarton)のつづりの最初の4文字〝dumb〟が「ばか」や「間抜け」という意味もあるため、アーチー君が〝おバカ伯爵〟などと陰口を叩かれることを心配し、辞退したというのだ。

テレグラフ紙は複数の関係者の情報として「その爵位名の落とし穴に気づいたのはメーガンだけではなく、ヘンリーもちゅうちょした」と伝えた。

アーチー君の待遇をめぐっては、オプラ・ウィンフリーとの独占インタビューでメーガン妃がアーチー君に「王子」の称号が与えられなかったことと王室の人種問題を絡めて語ったことが大きな火種になっている。

その際、ヘンリー王子夫妻はメーガン妃がアーチー君を妊娠中、王族メンバーが生まれてくる子供の肌の色について発言していたとし、人種差別があったと主張した。

一方、英メディアはチャールズ皇太子が将来を見据えて王室のスリム化を図るため、次男であるヘンリー王子の子供に称号を与えなかったとしている。

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