ヤス・マリーナ・サーキットが新レイアウトを発表。F1アブダビGPでのオーバーテイク促進狙い、3カ所を変更

 F1アブダビGPの開催地ヤス・マリーナ・サーキットが、2021年最終戦に向けて実施するレイアウト変更の詳細を明らかにした。この変更は、オーバーテイク促進を目的に行われる。

2020年F1アブダビGPが開催されたヤス・マリーナ・サーキット

 2009年からF1グランプリを開催しているヤス・マリーナ・サーキットだが、オーバーテイクの難しさが問題視されてきた。同サーキットは、今年のF1開催に向けて、今後数カ月でコース改修を行う。変更は、主に3カ所において下記のような形で実施される。

・ターン7前のシケインをなくし、ヘアピンを広くする
・ターン11、12、13、14の4つの鋭角コーナーを、ひとつの長いバンクターンに変更する
・4つのコーナー(ターン17、18、19、20)の半径を大きくし、より速い流れを作る

 2021年アブダビGPは12月10日~12日に開催される。

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