【横浜市長選】元内閣府副大臣・福田峰之氏、IR誘致に賛成表明「財源確保の一つの方法論」

会見でIR賛成の立場を表明した福田氏=横浜市役所

 横浜市長選に無所属での出馬を表明している元衆院議員の福田峰之氏(57)は25日、市役所で会見し、市が進めているカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の横浜港・山下ふ頭への誘致について、賛成する考えを示した。

 会見で福田氏は「IRに賛成の立場を明確にしたい」とした上で、「人口が減少していく将来、財源を確保していく一つの方法論としてIRがある」などと賛成の理由を語った。

 IR誘致を巡り、福田氏は1日の出馬表明会見で「ニュートラル」と表現していたが、会見後に有権者から「立ち位置が分からない」と指摘があり、改めて説明の機会を設けたという。

 福田氏は「事業計画を見て、良い案であればやりたいという気持ちは変わらない」としつつ、「(市長選で)IRに賛成する立場の方がいない現況をみると、私の立ち位置を明確にすべきと思った」と述べた。

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