故 林家こん平氏への県民栄誉賞授与に伴い、事務所代表理事の笠井咲氏が新潟市の中原八一市長を表敬訪問

新潟市の中原八一市長(左)と一般社団法人 林家こん平事務所 代表理事の笠井咲氏(右)

令和2年12月17日に逝去した新潟県長岡市出身で落語家の林家こん平氏へ新潟県民栄誉賞が受賞されたことに伴い、一般社団法人 林家こん平事務所 代表理事の笠井咲氏が25日、新潟市の中原八一市長を表敬訪問した。

林家こん平氏は1943年3月、長岡市旧刈羽郡千谷沢村に生まれ、千塚中学校卒業後に初代林家三平氏に入門。日本テレビ「笑点」の大喜利での活躍のほか、1988年から落語協会理事を務め続けたことでも知られる。

新潟県では、名声を高め、県民のふるさと意識を高揚させた顕著な功績があったことを称えて、6月2日に林家こん平氏に県民栄誉賞を受賞することを決定した。

受賞を受けて中原市長を表敬訪問した笠井氏は、林家こん平氏の息女にあたる。現在は同事務所の代表理事として落語を中心とする伝統芸能の普及向上を図り、笑いの持つパワーで生きる勇気と希望を与えていく文化・福祉・教育活動の推進発展に寄与することを目的に精力的に活動を行っている。

笠井氏は、「父が生前新潟市さんにお世話になり、この度県民栄誉賞として受賞させていただくことになったということで大変感謝しています。私としても落語を通して社会に貢献する事業を様々展開しているので是非新潟市さんとコラボできればと思います」と、中原市長に対し謝意を述べた。

これに対し中原市長は、「生前のこん平さんに元気をいただき、こちらがお世話になったというのにわざわざお越しいただいて大変有り難く思っています。こん平さんの思いを引き継いでこれからも頑張ってください」と笠井氏の今後の活動にエールを送った。

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