国内女子ゴルフの「アース・モンダミン杯」2日目(25日、千葉・カメリアヒルズCC=パー72)、連日の69をマークした原英莉花(22=日本通運)が通算6アンダーとスコアを伸ばし、初日の11位から6位に浮上した。
4月の海外メジャーから帰国後に腰痛を発症。「ずっとそれが尾を引いていて、梅雨だからしようがないとは思っているんですけど…」。そんななか、初日は痛みもなく、久しぶりに思い通りのスイングができていたが「今日は違和感があってなかなか力を加えられない感じでした」。
そんな状態でもノーボギーのラウンド。「ラフからのアプローチやバンカーショットは練習で距離感をつかんで自信があったので、焦ることなく、そこに助けられながらプレーできたと思います」とショートゲームを好スコアの要因に挙げた。
成績だけを見れば、一昨年2位、昨年5位と今大会とは好相性という印象だが「初出場の2017年は予選落ちして、一昨年は(申)ジエさんと争って最終日に負けちゃた苦い思い出のあるコース」というのが本人の思い。「そこから成長できていると思うので、ここで勝ちたいとすごく思っています」。腰には万全のケアを施し、今季3勝目を狙う。